新潟市北区高森地区には聖地の丘があり、その中腹には「高森の大ケヤキ」と「高森稲荷」があります。
中腹での参拝を終えたら、頂上に続く更なる階段を上ります。
頂上へとたどり着くと、そこにはお堂があります。
このお堂こそ、次なる目的地「高森薬師堂」です。
ここが頂上!
どれどれ?ちょっと後ろを振り返ってみましょうか!
先ほど訪れた高森稲荷と神楽舞台、そして大ケヤキも見えます。
写真ではちょっと分かりませんが、近隣一帯を広く見渡せることで、そこそこ高い標高まで登ったことを実感できます。
それでは早速、高森薬師堂に参拝しましょう!
これら原形と姿かたちが同じ縁起物を持つ全ての人々、また、巡礼の記録を目にし時と場所の制約を超えて共に参拝する全ての人々に、【富】【健康】【幸福】を与えたまえ…また、彼らが悩み、迷いし時にはよりよき方へお導きいただきたく、畏み畏みお願い申し上げる…。
写真は中腹の高森稲荷の神楽舞台にあった碑文です。
この碑文より、高森薬師堂の縁起を知ることができます。
「唐僧」とは、すなわち唐…中国から海を渡ってやってきた仏僧ですね。
大ケヤキよりも一世紀前、ここは「高森島」という島だったそうな…その「高森島」に中国より渡来した仏僧が漂着した、と。
幸い、仏僧は一命をとりとめ、航海の安全を祈願して船に安置していた薬師(如来?)像をこの高森の丘の上に安置した…それが、この薬師堂のはじまりだったようです。
北区高森地区、とても浪漫溢れる聖地です。
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