鈴木稲荷神社の由緒は次のように書かれていました。
写真ではちょっと読みづらいかも知れませんが、代々神主である鈴木家のご先祖は元々中条(現在の新潟県胎内市)の方で代々お稲荷様への信仰が厚く、京都伏見稲荷に分社を請願してお稲荷様を祀っておられたようです。
そんなおり、中条町加治川村~横岡(こちらは現在の新発田市)間の峠道が険しく、昼でも暗く鬱蒼とした道には山賊も出没して命を落としてしまう通行人が続出したそうな。
ある日、鈴木家のご先祖は稲荷大明神より「この峠道を整備して人々を救いなさい」というお告げを受け、私財をなげうって峠道を整備しました。
これによって人々は安全に往来できるようになったということです。
そんな鈴木家が現在の新潟市北区(旧豊栄市)高森に移住したのが昭和25年…昭和55年には火事に遭うも近隣への延焼も、またご神体が焼損することも無く現在に至る。
これら原形と姿かたちが同じ縁起物を持つ全ての人々、また、巡礼の記録を目にし時と空間の制約を超えて共に参拝する全ての人々に、【富】【健康】【幸福】のご加護をいただきたく、畏み畏みお願い申し上げる…。
拝殿では特に不思議な現象も起きませんでしたが、色々と非常に気になるお稲荷様でした。
また季節を改め、改めてゆっくり参拝したいと思います!
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