順番が前後してしまいましたが「旅する縁起物」初回巡礼（入魂）は２０２１年１２月１５日、新潟市北区鎮座「太郎代天曝（あまざらし）観音」にて行いました。
ここは近隣住民のみならず新潟県内外多くの信者が存在する非常に強力なパワースポット。
４００年以上も昔、観音像を積んだ船がここ太郎代沖に差し掛かった。
なぜかここで船がウンともスンとも進まなくなってしまう…この時、船員の心に「ここが私の居るべき場所です。私を陸に降ろしてください。」と呼びかけた。
観音像が太郎代の地に陸揚げされると、再び船は進むことができたそうな。
観音像は最初神社の境内に安置されたのだが、人知れず移動してしまったり、倒れてしまったりとどうにも落ち着かなかった。
そこで現在安置されている塔婆山にお堂を建てて安置したのだが、今度は何度建て直してもお堂の屋根が吹き飛んでしまうため、ついにはお堂を撤去して現在のように観音像単体を天曝しで安置するようになった。
これが、太郎代天曝観音にまつわる言い伝えです。
（実は他にもいくつかの言い伝えがあるようです）
タッパー容器の中にはシーラカンス、ラブカ、リュウグウノツカイの縁起物の原形が入っています。
これら原形と同じ姿（＝原形を複製したもの）の縁起物を手にされた皆様にご加護を賜りますよう、幸福に過ごせますよう、更には悩み迷った際にはお導きいただけるよう畏み畏みお願い申し上げます。
これまであんまり人に教えたくなかったんですが、巡礼を重ねるうちに心境が変化しました。
今は純粋に、素晴らしいことはできるだけ多くの皆様にシェアしたいと願っています。
もしもあなたが純粋に神仏や自然、その他数多の見えざる大きなる力を信じる人ならば…もしくは大きな困難に直面して、まさに藁をも掴みたい心境になることがあったら…迷わず、ここを訪れて祈ってください。
きっと頭上に暖かい何かが舞い降りる感覚や、丁度祈りを終えた瞬間に吹き込む一筋の風、
祈りの最中に飛び交う光を感じることでしょう。
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