現代ほどエンターテイメントが少なかった昔、寺社仏閣はエンターテイメントが沢山詰まった「テーマパーク」だったのでは？…と、私はいつも思っています。
たからこそ、凝った彫刻や色とりどりの彩色、縁日、門前町…といったエンターテイメント要素がふんだんに盛り込まれているのではないでしょうか？
私のこうした理論に基づくと、ここ菅谷不動尊は当時としてはかなり大型のテーマパーク！
開山堂とは、そのお寺を開いた（開山した）開祖を祀るお堂のこと。
いわばこのテーマパークの開設者とその歴史をたたえるパビリオンだと考えることもできるのではないでしょうか？
訪れた人々は日々の素朴で質素な生活と比較すると…総天然色に彩られた像や彫刻、きらびやかな装飾や仏像といった、おそらく「この世のものとは思えない」体験を楽しみ、それぞれの願いを胸に手を合わせたことでしょう。
さあ、私たちも祈願しましょう。
これら原形と姿かたちが同じ縁起物を持つ全ての人々、また、巡礼の記録を目にし時と空間の制約を超えて共に参拝する全ての人々に、【富】【健康】【幸福】のご加護をいただきたく、畏み畏みお願い申し上げる…。
続いては「薬師堂」。
まだ医学は発達していなかった時代、自分や家族の病と向き合う人々にとって、病から救ってくれる薬師如来の存在は今日よりも大きなものだったことでしょう。
これら原形と姿かたちが同じ縁起物を持つ全ての人々、また、巡礼の記録を目にし時と空間の制約を超えて共に参拝する全ての人々に、【富】【健康】【幸福】のご加護をいただきたく、畏み畏みお願い申し上げる…。
この「みたらせの滝」こそ、当時最新鋭の【体感型アトラクション】に成ります！
滝の水が池になっており、そのほとりにはお不動様のお姿が。
お不動様に、願いを込めて「柄杓」の水をかけます！
では、祈願しましょう。
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